まるで地底探検!?現在使用している下水道管はこんなんだ! 観光

ところで皆さん、下水道の中に入ったことはありますか?

なんとココ、地下25メートルにある使用中の下水道管に自由に入って見学できるんです!

もちろん日本で唯一。

 

下水道の中に入るなんて初めての体験☆

いったいどんな様子になっているのでしょうか!?

 

係員の方に案内してもらうことも可能なので、まずは窓口で聞いてみましょう♪

 

 

さて、上水道と違って下水道は目にすることがなく、

仕組みや働きについては意外と知りませんよね。

 

自分たちの使った水がどうなっていくのか、知っておくことはとても大切。

子どもだけはなく、大人も見るべき!施設です。

たくさんの展示資料や映像で楽しく学習できる施設となっていて、入場無料ですよ!

 

 

建物は地上2階、地下5階。

 

1階のエントランスホールには、魚が泳ぐ水槽や水琴窟が展示してあります。

2階はコミュニティホール。水に関する本や資料がズラリと並び、休憩スペースとして利用もOK。

▲1階のエントランスホール(左)、2階の水の図書館(右)。

 

さっそく地階へ♪エレベータもありますが、ぜひ階段で。

吹き抜け部分に作られた柱は、工事中に掘り出した土で地層を再現していて、

このあたりが川だったこともよくわかります。

 

 

地下1階は多目的に使える実験空間。

 

下水に関するアニメを放映したり、顕微鏡で見る下水の画像を大型モニターに映したりしています。

係員の古田さんに下水の中にいる微生物を見せてもらいました。

 

「今日はあんまりいいのがいないなあ」とつぶやく古田さん。

でもモニターを凝視していると、活発な動きを見せる微生物たちが!

▲顕微鏡を見ながら微生物の解説をしてくれる係員の古田さん。

 

下水処理では、下水の汚れをゾウリムシやツリガネムシなどの微生物が食べて増殖し、

水をきれいにします。

 

つまり、微生物が活発に働くことで水がキレイになるんですね!

▲今日の下水と微生物がキレイにしてくれた処理水。24時間くらいで右の状態になるのだそう。

 

壁には微生物の写真がズラリ♪

色とりどりの写真はなんだかアート作品のようですが、

すべて実際にここの下水にいた微生物なんですって!

▲「楽しく学んでもらえたら」と話す環境部下水道課、当館担当の泉さん。

 

 

地下2階は「くらしと下水道」がテーマ。

 

模型や映像を使いながら下水道の実態を解説しています。

江戸、明治、現在ぞれぞれの下水道の様子をマジックビジョンで映し出した映像は、

立体的でとてもわかりやすい☆

 

ボタンを押すと模型の町中に映像で解説者が現れ、

コミカル&リズムカルに下水について教えてくれるんです。

 

ハーフミラーの技術を応用しているとのことですが、

レトロ感もあって、意外と楽しめます!

 

さまざまな展示のおかげで、

下水処理施設(水再生センター)に運び込まれた汚水が処理され、

キレイな水になって川や海に流される仕組みが理解できます☆

 

▲下水道の入口などを模型と電飾装置で表現。インパクトあり!

 

地下3階では小平の水環境を展示。

珍しい「まいまいず井戸」の模型や昔の井戸掘り用具なども展示してあり、

玉川用水などの歴史もたっぷり学べます。

▲まいまいず井戸(模型)。

 

水の少ない武蔵野台地では、すり鉢状の井戸が掘られていたのだそう。

水を運ぶための道がカタツムリの殻に似ていることから命名されたのだとか。

 

地下4階は特別展示室。「近代下水道の前史と夜明け」と題して、

江戸から明治にかけての貴重な資料が展示してありました。

 

 

さて地下5階へ到着。

実物にふれることができる「ふれあい体験室」です。

いよいよ、実際に使用されている下水道の中へ!

▲ものものしい感じの入口。

 

潜水艦でも使われている水扉を抜け、いざ!洞窟のような管内へ。

 

遠くからゴゴゴという音が響く薄暗い管内はちょっと圧迫感が…。

でも、実際は内径なんと4.5メートル!

 

デッキのような足場が作られていて、

どんよりと黄土色に濁った汚水が足の下を通っていきま~す!

 

▲内径4.5メートル。10トントラックが2台も入る大きさ!

 

「う、臭い!」。

 

ドブ川の匂いとも違う、もわ〜んとした異臭が充満。

今まで嗅いだことのない強烈な匂い。

 

なんとも表現しがたく、こればかりは実際に体験しないとわかりません!

 

季節や気温、天候によっても色や匂いは違うとか。

もちろん水量も違い、降雨量が多く足場近くまで水位が達するときは入れません。

 

古田さんに、集中豪雨のときの映像を見せてもらいました。

2015年7月30日、14時頃のものです。

みるみるうちに下水道管が水で一杯になり、ものすごい勢いで流れていきます。

自然の猛威を感じ、恐ろしくなってしまう…。

 

▲下水の状態を測定する計装盤

 

 

マンホールの蓋も実物が展示。

地域によってデザインが違うことは知っていましたが、

小平市の場合は汚水と雨水、さらに合流式下水道で絵柄が違うとは!

 

▲左から「雨水」「汚水」「合流式」。

 

 

まさに、大人も子供も楽しめる社会科見学!

 

水環境の大切さを肌で感じるとともに、日々の生活を見直す貴重な時間になりました。

学習講座やイベント、ワークショップなども随時開かれているので、

小平市のHPをチェックしてみてくださいね♪

 

ご案内いただいた泉さんと古田さん。

さまざまな展示や映像を見ながら、わかりやすく解説していただきました!

 

※小平の魅力伝え隊による「ふれあい下水道館」の紹介動画はこちら

スポット情報

スポット名 ふれあい下水道館
所在地 東京都小平市上水本町1-25-31
営業時間 10:00~16:00
休業日 ・月曜日(休日・祝日の場合は翌日)
・年末年始(12月27日~翌年1月5日)
TEL 042-326-7411
Webサイト https://www.city.kodaira.tokyo.jp/static/gesui_fureai/gesui_index.html

この記事を書いた人

こだいら観光まちづくり協会さん

コメント

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こだいら観光まちづくり 協会さん

匂いによる強烈なインパクトがある施設ですよね。でも、一番びっくりするのは微生物の実力です。微生物の力だけで浄化していくなんて知りませんでした!

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