1駅歩けば、何かが見つかる!小平グリーンロード初心者はここからスタート☆ 観光
「小平グリーンロード」(以下グリーンロード)は、
都立小金井公園、玉川上水、野火止用水、狭山・境緑道をぐるりとつなぐ緑の回廊。
全長はなんと21kmにもなる散歩道です。
なかでも境浄水場から多摩湖までをつなぐ「狭山・境緑道」は、
西武新宿線に沿って延びていることもあり、
小平市民の日々の生活に密着した道として親しまれています。
今回は花小金井駅からスタートし、小平駅に向かって2.6kmの道のりを歩いてみました!
花小金井駅の南口を出てロータリーに沿った歩道を進むと、
ほどなく木々に囲まれた狭山・境緑道に行き当たります。
歩行者専用の遊歩道とサイクリングロードにきちんと分けられ、
きれいに舗装された道には人や自転車がたくさん行き交っていて、なかなかの活気。
花小金井駅周辺には、都心へ通勤・通学する若い年代も多く住んでいるせいか、
駅へと向かう人たちの足取りもどことなく速足。
「狭山・境緑道」は、大正12年に作られた水道施設の上を走る緑道。
今も水が地下を流れているので、ふと耳を澄ますと、どこからかせせらぎが聞こえてきます。
道のあちこちにはベンチが設置され、休憩したり、軽食をとったりすることも。
花小金井駅周辺の狭山・境緑道では、春になると見事な桜のトンネルが見られるとのこと。
これは、春にも訪れなければ☆
まっすぐに延びた「狭山・境緑道」を小平駅方面へと歩いていきましょう。
駅から5分ほど歩くと、一面に広がる畑が見えてきます。
すぐそばにはマンションや住宅地、西武新宿線の線路があったりして、
人と自然との距離が近いのも小平市ならでは。
会社や買い物からの帰り道、ちょっとひと息つきたくなることってありませんか?
そんなとき、自然に囲まれた道を歩きながら、ふと考え事・・・
何かいいアイディアが浮かんでくるかも!?
しばらく歩いていると、前方にモダンな藤棚が見えてきました。
近づいてみると、回廊のあちこちにブロンズ像が置かれていて、
まるで小さなギャラリーのよう。
花小金井駅と小平駅の間の「狭山・境緑道」とその周辺の公園には、
齋藤素巖が制作したブロンズ像が全部で17体展示されています。
それを見ながら、歩くのもおもしろそう。
15分ほど歩いたところにある大きな公園は「たけのこ公園」。
その名の通り、敷地の真ん中にこんもりとした竹林が茂っています。
広々とした園内は、子どもが思いっきり走り回るのにぴったり。
大型の遊具も充実しており、晴れた日には近くに住む親子連れでにぎわうことでしょう。
なんと、バーベキューもできるそうです!
さて、花小金井駅と小平駅のちょうど中間にあるのが「小平ふるさと村」。
丸ポストと赤い屋根の日本家屋が目印。
散策の途中でちょっと寄り道、江戸時代にタイムトリップしてみませんか?
敷地内には公園もあるので、ここでランチタイムにしてもいいかもしれませんね♪
小平駅へと近づくにつれ、グリーンロードの雰囲気も変わってきます。
街の喧騒を感じさせた花小金井駅周辺に比べ、よりいっそう緑が深まり、
まわりも閑静な住宅街に。
道行く人も、おしゃべりを楽しみながら散歩するお年寄りや、
健康のためにウォーキングをする人などが多く、落ち着いていてのどかな印象。
あじさい公園の隣には、地元のマダムが集う「カフェ・ラグラス」があります。
道の両端には、気になる看板が。
「手作りパン」「リサイクルショップ」「英会話教室」などなど……。
隣接する住宅街の中には、いろいろなお店や教室があるんですね。
個人の家のお庭を一般に開放している「オープンガーデン」や野菜の直売所もあり、
あちこち寄り道しながら散策するのも楽しそうです。
そうこうしているうちに、ゴールの小平駅に到着!
自然の美しさを愛でながら、小平市の方々との触れ合いを楽しみながら散策できる
「狭山・境緑道」。ぜひ皆さんも歩いてみてください♪
この記事を書いた人
こだいら観光まちづくり協会さん
コメント
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加藤勝也さん
小平グリーンロード初級編。まさに小平の玄関ですよね。桜散るグリーンロードをあじさい公園眺めるラグラスさんで小休止。延命寺さんの裏手の用水路もきれいに整備されました。ふれあいパーク(霊園)沿いの四季折々お手入れ行き届いた花壇も見どころです!ところで小平グリーンロード小平市南部は史跡玉川上水遊歩道です。国木田独歩『武蔵野』に描かれた風情をじっくり楽しめます。次はぜひこちらもオススメです!