おしゃれなコワーキングスペースで仕事をして、身体にやさしいランチを食べて、

スキルアップのためのセミナーを受講して、ちょっと疲れたらサロンでマッサージ―。

 

それらが全て一緒で行われている場所が、小平にあります！

しかも「女性の仕事へのチャレンジを応援するスペース」というのですから興味津々です。

 

 

一橋学園駅北口から商店街を歩いて5分ほど、巣箱の形をしたかわいいドアが目印の

「こだいらコワーキングスペース すだち」は、2016年末にオープンしたばかりの施設。

 

コワーキングスペース、セミナールーム、キッチン、サロン、保育ルームを完備し、

女性の就労支援の拠点として、小平市と連携しながらさまざまな活動を行なっています。

 

 

ここに集うのは、テレワーク（在宅での仕事）をしたい、起業したい、

自分の店を持ちたいといった目標を胸に抱いた女性たち。

 

子育て真っ最中の方から、子どもが大きくなってひと段落した方、独身の方まで

幅広い層が利用しているそうです。

 

とくに小平を含む多摩エリアは郊外ということで、

「都心に通勤しているサラリーマンの奥さん」という層が多いとのこと。

スキルや経験を持っていながら、子育てを機に仕事を中断せざるを得なかった

女性たちの「また働きたい！」というエネルギーは、

社会の中で大いに活用されるべきですよね☆

 

 

 

取材に伺った日は、2階のセミナールームで「ライター講座」が開かれていました。

 

「文章を書く」というスキルは、あらゆる仕事の基礎になる部分。

雑誌などに記事を書くプロのライターになりたい人だけでなく、

これからテレワークを始めようという人も多く受講しているそうです。

 

ほかにも「女性のための起業講座」「はじめての個人事業 A to Z 講座」

「就労プロデューサー養成講座」「テレワークをはじめよう！」など、

実践的な内容のセミナーがずらり。

 

セミナールームの隣にある保育ルームで託児ができるので、

小さな子どもがいるママも受講することができます。

 

こうしたセミナーだけでなく、テレワークをスタートするにあたっての

「はじめの一歩」をサポートする体制も充実。

 

テレワーカーとして登録した人には、ヒアリングや研修を受けた後、

実際の仕事が発注されます。

すべてテレワークコーディネーターと相談しながら進められるので安心ですね。

 

 

 

「自分の店を持ちたい」という女性のためには、

「1dayキッチン」「1dayサロン」といった実践の場が用意されています。

 

「1dayキッチン」は飲食での開業を目指す人が、1階のコワーキングスペースで

出されるランチを提供するシステム。
取材した1月は火曜日と水曜日の2日間で「1dayキッチン」が実施されていましたが、

4月からは、木曜日と金曜日も追加になるそうです♪

（定食やワンプレートになる予定ですが、詳細は公式ページをご確認ください。）

 

コワーキングスペースを利用しない方でも、もちろん利用が可能です。

丁寧に作られたごはんは、なんだか自分へのごほうびのようで、

身も心もほっこりしますよ。

 

「1dayサロン」はサロン開業を目指す人が、

2階のサロンでボディケアやリラクゼーション、ネイルなどのサービスを提供するシステム。

いずれも週1回ずつ、日替わりで担当します。

 

 

どんなに料理やボディケアの技術に自信があっても、

それと「店をマネジメントする」というスキルは別もの。

まずはここで腕試しをしてから、開業へのステップを踏むことができるなんて、

素晴らしいですね。

 

 

「まずは“自分の棚卸し”から。自分に何が出来るのか、どうしていきたいのかを

明確にしたうえで、やりたい仕事にチャレンジする方をサポートしていきます。

そうしてここから巣立っていってほしい。

そんな願いを込めて“すだち”という名前をつけました」と語るのは、

今回ご案内いただいた運営スタッフの竹内千寿恵さん（NPO法人マイスタイル代表理事）。

 

自分の興味やスキルを生かしてなにか始めたいという方は、ぜひ気軽に足を運んでみてください♪

 

 

コワーキングスペースやセミナー利用以外にも

「1dayキッチン」「1dayサロン」で来店いただくのももちろんOK！

それぞれの情報は、公式サイトから確認できます☆

 

心のこもったサービスを味わいに来てくださいね。