祭典・神事が充実!一度は行ってみたい「小平神明宮」の行事総まとめ 観光文化

西武拝島線の東大和駅から徒歩約18分の場所にある「小平神明宮」は、

350年もの歴史がある神社です。

また、1年を通してさまざまな祭典・神事が催されることもあり、地元の人に人気のスポット。

年間を通して、さまざまな行事が行われているので、その時期に合わせて行ってみては?

大樹に被われた参道は、四季折々その景観を変えます。
普段はなかなか足を運ばない神社ですが、行ってみると気持ちが引き締まり、いいきっかけになるかも☆

 

知っておきたい小平神明宮のこと

江戸時代、この辺り一帯は富士箱根火山の噴火により火山灰(関東ローム層)が堆積して水の便が悪く、

「逃げ水の里」とも呼ばれおり、長い間人が住まない、生活が不便な土地でした。

しかし、玉川上水・野火止用水が開削・通水するにおよび、この地の開墾が決まり、

移り住む人々の守護神として、瑞穂町殿ヶ谷に祀られていた神社をこの場所に分祠遷座。

現在は、12社・15座の神々が祀られており、「小平神明宮」と総称しています。

 

そんな小平神明宮で開催される行事をご紹介していきます!

 

1~3月開催の行事

●1月

(1)平安祭
午前零時を期して、新年の世界平和と郷土の安泰を祈ります。
神事参列はできませんが、参拝の方は境内から見学できます。

(2)元旦祭

1年の初め、諸産業の振興・文化の進展・1年間の泰平を祈ります。
神事参列はできませんが、参拝の方は境内から見学できます。

(3)どんど焼

1月15日の小正月頃に行われる「どんど焼」は、正月のしめ飾りや松飾りをお焚き上げし、
正月の神様をお送りする行事です。
どんど焼きの火にあたれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあり、どなたでも参加できます。
参加した方には、“まゆ玉餅”が配られるそうですよ!

●2月

▲節分追儺祭で配られる福豆

 

(1)節分追儺祭

2月3日に行われるのが「節分追儺祭」。春立つ日を前に厄除けを行うとともに、

福・禄・寿の家内安全・社業繁栄・商売繁昌・子孫繁栄を祈ります。

参拝の方も拝殿で行われる神事にも参列できます。

申込みが必要ですので神社にお問い合せください。

(2)祈年祭(きねんさい・としごいのまつり)

春が訪れる前の2月17日に行われるのが「祈年祭」。これはその年の五穀の豊穣を祈るお祭りです。

神事参列はできませんが、参拝の方は境内から見学できます。

 

4~6月開催の行事

●4月

(1)八雲祭(宵宮祭)

4月第4週の土曜夜に行われる「宵宮祭」は、暗闇の中で、
東殿にある八雲大神様を神輿にお遷しする行事です。

病気や災害、不幸から救済し、安全・幸福へ導く神様といわれています。

神事参列はできませんが、参拝の方は境内から見学できます。

境内に露店が出て、とても賑わいます。

 

(2)八雲祭(神幸祭)

御神殿に鎮座されている神様が、この日だけ『神輿』という乗り物に乗られ、
人々の肩に担がれて街を練り歩くという日本の夏の伝統行事です。

神事参列はできませんが、参拝の方は境内から見学できます。

境内に露店が出て、とても賑わいます。

 

●6月

(1)夏越大祓(おおはらえ)

1年で6月と12月の晦日に行われる大祓。

形代(かたみしろ)に家族全員の名前を書き、身を撫で、息を三度吹きかけて

ツミケガレを形代に移して神社でお祓いを受けます。

参拝の方も境内で行われる神事に参列できます。参列には申込みが必要ですので神社にお問い合わせください。

見学はお申込み不要です。

 

7~9月開催の行事

●7月

(1)大祓形代流し
7月初旬、夏越大祓でツミケガレを託した形代を「形代流し」の神事にて

箱根芦ノ湖の湖上に流し清めます。

 

(2)七夕まつり

社頭にあります短冊にお願い事を書いて、こよりで竹に付けてください。

どなたでも参加できます。

 

●9

(1)例大祭

小平神明宮で最も大切なお祭りです。毎年9月17日に開催されます。

9月に入ると、こども祭り、奉納演芸会などが催されます。(実施日は毎年変わります。)

例大祭の神事参列はできませんが、参拝の方は境内から見学できます。

こども祭り、奉納演芸会はどなたでも見学できます。

 

10~12月開催の行事

●11

(1)七五三詣

男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の時に行う、子どもの成長を祝う七五三詣。

 

(2)七五三稚児詣

小平神明宮では、稚児衣装を着て参拝する『七五三稚児詣』も行っています。

七五三詣、稚児衣装レンタル、記念写真撮影がセットになっています。とても豪華な衣装ですよ♪

お申込みが必要ですので神社にお問い合わせください。

 

(3)新嘗祭・初穂祭
11月17日、豊かな稔りをもたらしてくださった、神々の恵みに感謝するお祭りです。

お祭りの後、営農家から奉納された新鮮で自慢の野菜が即売されます。(11時頃には完売します。)
神事参列はできませんが、参拝の方は境内から見学できます。

 

●12

▲形代が御焼納される様子

 

(1)星まつり
1年で夜が1番長い冬至に行われる除災招福のお祭りです。

忌火(いみび)が熾され、「お火焚き神事」が行われます。

参拝の方も拝殿で行われる神事に参列できます。お申込みが必要ですので神社にお問い合わせください。

 

(2)年越大祓
夏以降の半年間の心身の気枯(けがれ)の大本を祓い清める行事。

形代を御焼納する形代神事や芽の輪廻りなどが行われます。

神事参列はできませんが、参拝の方は境内から見学できます。

 

(3)除夜祭
「年越しの大祓式」終了後の大晦日に行われる「除夜祭」。

神事参列はできませんが、参拝の方は境内から見学できます。

 

1年の節目節目に大切な伝統行事

今回ご紹介した行事は日本人にとって大切なイベントです。

ぜひ年の節目節目に身を清めに足を運んでみてくださいね。

 

 

※写真提供 小平神明宮写真室(http://oniwaso.to/studio.html)

スポット情報

スポット名 小平神明宮
所在地 東京都小平市小川町1-2573
営業時間 9:00~18:00
休業日 なし
TEL 042-341-0407
Webサイト http://kodaira-shinmeigu.jp/

この記事を書いた人

こだいら観光まちづくり協会さん