落ち着いた雰囲気でおいしいものを♪ 普段使いしたくなる居酒屋「酔鯨」 和
仕事帰りにふらっと一杯やりたい、落ち着いた店で飲んで帰りたい、なんてことって結構ありますよね。
今回紹介する「酔鯨」は、そんな“普段使い”できる居酒屋さん。
今年の1月にオープンしたばかりなのに、ボトルキープの瓶が所狭しと並んでいるのをみても、
たくさんの人が常連になっているのが分かります!
▲1階は16人、2階は30人まで入れ、貸切宴会などもできちゃいます。カウンター上にはボトルキープの瓶がたくさん!
「酔鯨」と聞くと、日本酒好きの人ならピーン!とくるハズ。そう、高知の銘酒ですよね。
とくれば、高知にゆかりのあるお店かと想像しちゃいますが、実はそうではありません。
ご主人の濱地順さんは生まれも育ちも東京なんですが、なぜ酔鯨だったのでしょう?
「日本酒が好きで、なかでも“酔鯨”と“出羽桜”が大好き。それで、その名前を付けたかったんです。
“出羽桜”でもよかったんですが、相撲取りみたいな名前になっちゃうので酔鯨にしたんですよ」
たしかに出羽桜もいいけれど、ちゃんこ屋さんに間違えられちゃうかもしれませんね(笑)
お店は青梅街道駅や小平市役所から徒歩4、5分、青梅街道から少し入った場所にあります。
友人との手作りだという温かみのある外装と、ご主人が指で描いたという鯨の絵が迎えてくれます。
まずはプレミアムモルツでのどを潤して、明太卵焼きを。一日の疲れが吹き飛ぶ瞬間ですね。
続いておすすめの刺身の3種盛りと貝の3種盛りをいただきましょう。
今日の刺身は中トロと寒ブリ、タコの炙りです。
お酒は酔鯨の純米吟醸。中トロは早くいただかないととけちゃいそうなほど。寒ブリもしっかりと脂がのって、
キリリと辛口の酔鯨によく合うこと!
貝の三種盛りはアオヤギ、ツブ貝、貝柱です。次は「出羽桜」桜花吟醸酒にしましょう。
さわやかな飲み口に、貝も進むしお酒も進む。この内容でどちらも980円(税別)とは、リーズナブルですよね。
▲紫猪口と徳利は江戸時代から受け継がれてきた貴重なもの。歴史を感じながら飲むのもいいものです。
刺身をいただいた紫猪口と日本酒の徳利は、ご主人の先祖が松江藩の武家屋敷で使っていたもので、
代々受け継がれてきたんですって! そんな貴重な食器でいただく刺身とお酒は格別ですね♪
メニューは、その日その日に黒板に手書きされていて、「酔鯨」にちなんで鯨料理もあります。
なるべく手をかけないで、素材の良さを出して手早く提供できるようなメニューを中心にしているのだそうです。
貸切宴会なども受付中で「飲み放題、おまかせ料理で予算はひとり5000円ぐらいです。
いろいろ相談に応じます」とのこと。
1人でも複数人でも行ける、雰囲気のある居酒屋さん。おすすめです!
この記事を書いた人
こだいら観光まちづくり協会さん