世界に誇る情報通信技術の中枢がココに!充実の見学ツアーで最先端テクノロジーに触れよう☆ 観光

いきなりですが、問題です!

「ICT」の日本語訳はなんでしょう?

 

 

 

 

 

正解は「情報通信技術」です!

情報…通信…技術…と日本語に訳されても、何だかわからないですよね。

 

「ICT=情報通信技術」は、

例えば、電話・メール・インターネットなどの“通信分野”、

気象・防災などの“自然分野”、さらに最近注目される“脳の分野”まで、

私たちの日常生活からビジネスまで、ありとあらゆる分野で不可欠な、とても大切な技術なんです!

 

そんなICT分野を専門とする「唯一の公的研究所」が、

情報通信研究機構(National Institute of Information and Communications Technology、以下NICT)。

 

 

その所在地の一部は小平市(および小金井市)なんです!

 

でも、重要な施設でしょうから、厳重な警備で近寄れないんだろうなあ…と思いきや、

なんと一般の方でも気軽に見学できる展示室が開放されていて、入館料は無料!

さらには「見学ツアー」まで実施されているんです♪

 

▲近未来的なデザインが印象的な展示室のエントランス。

 

早速、施設内の展示室へと向かうことに。

近未来的なデザインのエントランスに、早くもテンションが上がります♪

 

展示室を見学するその前に、やっぱり知っておきたいのがNICTのこと。

一体どういった機関なんでしょうね。

 

「ICT分野を柱に、官・民はもちろん、研究所や教育機関と連携して

研究開発・事業振興を行う機関ですね。

わかりやすく言うと、ICT分野の技術力を活かし、豊かで安心・安全なくらしや社会を

実現するのが、大切な役割になります」

と説明いただいたのは、同展示室を運営する広報企画室室長の滝澤修さん。

 

▲5つの分野で、最先端の技術に触れられる展示室の様子。

 

展示内容を滝澤さんにお聞きすると、

「社会を観る『センシング基盤』、社会を繋ぐ『統合ICT基盤』、

価値を創る『データ利活用基盤』、社会を守る『サイバーセキュリティ』、

未来を拓く『フロンティア研究』と、大きく5つの分野にそって展示しています」とのこと。

 

展示物を見れば見るほど好奇心がわき、ICTがより身近に感じることができます。

 

▲災害に強い無線ネットワーク(左)と世界中からのサイバー攻撃を可視化したモニター。

 

ゲリラ豪雨予測や宇宙開発。無線や光の通信ネットワーク技術。

脳情報通信技術やビッグデータ。サイバーセキュリティや暗号技術。

近未来の技術として期待される次世代ICTの研究。

 

むずかしいのかなあといった当初の印象が、見学を終えたころには、

夢のような未来のくらしのイメージが膨らんで、

とってもワクワクさせられる時間を過ごすことができました♪

 

▲展示室は英語対応もOK。英語版のパンフレットも充実していて外国人観光客にも超おすすめ!

 

そして何よりもイチオシなのが好評の「見学ツアー」です☆

NICTの研究活動を、なんとぜいたくにも「ガイド付き」で見学できる、

とってもうれしい楽しいツアー!

 

「見学ツアーは予約制で、基本的には祝日、年末年始、

イベント開催日以外の毎週水曜日の13時30分~15時に実施していて、

20名まで対応しています。

展示室はもちろん、ガイドと一緒でないと入れない施設見学なども盛り込んで

最先端の研究内容について、やさしく、わかりやすくご案内しています」と滝澤さん。

 

見学ツアーは、公式サイトから申し込みできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

(見学ツアーは日本語対応のみとなっています。)

 

ちょっとむずかしそう・・と1歩引いてしまいそうだけど、

だからこそ、実際に足を運ぶことをおすすめします!

 

行って、話を聞いて、実際に触れてみたら、きっとその技術に興味を持ってもらえるはず!

子どもの新たな興味を引き出すきっかけになるかも!?

ぜひ子どもと一緒に、もしくは外国人のお友達と連れ立って、

小平が誇るNICTの最先端技術に触れる展示室に出かけましょう!

 

かつて天文観測で決められていた「1秒の長さ」は、

今では格段に正確な原子の周波数を用いた「原子時」が採用されているそう。

 

NICTが誇る「究極の原子時計」は、なんと日本標準時を決定・維持していて、

その性能は数十万年に1秒の誤差!そんな究極の精度で日本標準時だけでなく、

国際原子時の高精度化にも貢献しているんだとか。

 

世界に誇る日本の技術ですね☆

 

セミナーなどにも活用されるスペースに展示されていた

「多次元音響技術 球形立体スピーカー」。

 

異なる放射指向性を持つ多チャンネル音響システム

(26方向への独立放射ドライブユニット)で、

物理的に忠実な音響を表現する優れもの。

 

当日はバイオリン音楽が流れていましたが、

まるで球体の中でバイオリニストが生で演奏しているような、

驚きのリアルなサウンドでした!

 

▲丁寧なご説明をしていただいた広報部 広報企画室 室長の滝澤修さん。

 

広報企画室の室長という立場でもありながら、

博士、東京学芸大学客員教授の肩書きもお持ちだそうです。

教授・博士として、情報通信技術への探究心が感じられました!

 

スポット情報

スポット名 情報通信研究機構(NICT)
所在地 東京都小金井市貫井北町4-2-1
営業時間 9:30~17:00
(受付は16:30まで)
休業日 ・土・日・祝日
・年末年始
TEL 042-327-6375
Webサイト https://www.nict.go.jp/

この記事を書いた人

こだいら観光まちづくり協会さん

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こだいら観光まちづくり 協会さん

最先端のテクノロジーがすぐ近くに!!! 子どもと一緒に行って、理系にも興味を持ってもらうきっかけにしたいですよね。