大きさ日本一!保有数都内一! ノスタルジックな「丸ポスト」の聖地、小平☆ 観光とっておき
メールにSNS、テレビ電話など、いつでもどこでも簡単に人とつながれる、
とっても便利な時代。
そんな時代だからこそ、たまに直筆の手紙を受け取ると、なんだかうれしいものです。
愛の告白。結婚や出産の報告。引越しや転勤の知らせ。
大切な想いを込めた直筆の手紙を投函するとき、やっぱり昔ながらの丸いポストだと、
より伝わったりして!?なんてことを思ってしまうほど、丸ポストには風情が感じられます。
実は小平市、そんな昔ながらの丸いポストがたくさん残っている街なんです!
その保有数は37本(※1)と、都内の自治体のなかでも1位を誇り、
「丸いポストのまち こだいら」というキャッチフレーズを掲げ、
丸ポストのある風景を楽しむコースをめぐる、すてきな街づくりを推進しています。
(※1:日本郵便が所有する丸型ポスト30本、私設ポスト2本、使用できないポスト5本の総数。2017年2月現在)
そういえば、都内で丸ポストを見かけることなんて、ほとんどありませんよね。
それもそのはず。都内にある丸ポストはごくわずか。
あのなんともいえない愛嬌のある丸いフォルムが恋しくなったら、
ぜひ小平市に足を運んでみましょう。
丸ポストの聖地・小平市にある37本もの丸ポストの中でも、
最初に訪れたいのが、「ルネこだいら 小平市民文化会館」(小平市御園町1-8-5)の前で
出会える日本一の丸ポスト。
高さ約2.8m、幅80cm、重さはなんと約1.2tもあるんです!
しかも、現役で活躍中!
その投稿口は上下に2つ。上2.1m、下1.4mもあり、A4サイズの郵便物を折らずに
投函できちゃうほどのビッグサイズ。
受験の願書やオーディションの応募書類を折らずに投函したら、
なんだか合格しちゃいそうな、どこかご利益を感じさせる巨大な丸ポストです(笑)。
小平ふるさと村」の前にたたずむ丸ポスト(小平市天神町3-9)。
かつて小平にあった古民家を後世に伝えていくために再現された古くて味わいのある建物と、
真っ赤な丸ポストがノスタルジックな気分にさせる、おすすめスポットのひとつ。
古き良き日本の原風景を思い起こさせます。
このポストに投函するのが愛の手紙だったら、
それは「ラブレター」ではなく「恋文」ということになるでしょう。(笑)
鷹の台駅前通りで見つけた丸ポスト(小平市たかの台44-10)。
ちょっと意識していないと気づかずに通り過ぎてしまうほど、
のどかな商店街の風景に溶け込むように設置されています。
近くには武蔵野美術大学や津田塾大学などがあり、多くの学生が行き交う鷹の台駅の周辺。
もしかしたら、地方から上京されている学生さんが、故郷のご両親に宛てた手紙が
投函されることもあるかもしれませんね。
府中街道の「ふれあい下水道館」の向かいで見つけた丸ポスト(小平市上水本町2-9-3)。
府中街道を南に進み、玉川上水にかかる久右衛門橋を渡って少し歩くと
街道の左手に丸ポストがポツンとあらわれます。
いにしえから重要な街道として人々が行き交ってきた府中街道。
玉川上水のほとりで一筆したため、この丸ポストに投函した旅人も、
少なくないのかもしれません。
これらの丸ポストをめぐるコースは、複数用意されています!
東大和市駅~小川駅周辺コース、鷹の台駅~一橋学園駅周辺コース、
一橋学園駅~花小金井駅周辺コース、花小金井駅~小平駅周辺コース、小平駅~新小平駅周辺コースなど、
他にもあるので、全部の丸ポストを制覇してみたらおもしろいはず!
インスタグラムで「#丸ポスト」と検索すると、全国の丸ポスト写真が確認できます。
そこに自分の丸ポストコレクションも追加し、
丸ポストハンターの仲間入りをしちゃいましょう♪
そうそう、丸ポストをめぐるコースに出かけたときは、
大切な人への「直筆の手紙」を投函することをおすすめします。
受け取った方は、きっと喜んでくれるはず☆
丸ポストのマップはこちらから。
この記事を書いた人
こだいら観光まちづくり協会さん
コメント
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加藤勝也さん
子供のころ、私にとって郵便ポスト=丸ポストのイメージでした。郵便局の配達員に挨拶を交わしながら大切な手紙を受け取ってもらった、愛着あるモチーフでした。無機質な四角いポストにはどうも愛着が湧きません。今の子供たちはどうでしょうか?