大人から子どもまで!ずっといたくなるスタイリッシュな新しい街のシンボル「なかまちテラス」 スイーツカフェ文化
2015年3月、小平市仲町にオープンした「なかまちテラス」は、公民館と図書館が備わった生涯学習施設。
従来の公民館や図書館と異なり、施設の外観はガラス張りでとってもスタイリッシュ。
施設内にはなんとカフェラウンジもあります!
今回は市民の憩いの場である「なかまちテラス」について詳しくご紹介します♪
「なかまちテラス」って?
「仲町を照らす」という意味を込められた「なかまちテラス」は、そのコンセプトの通り、
建物にガラスを多く使用することで日中は太陽の光を施設内に集め、
夜は施設内から外を照らすデザインとなっています。
また、この辺りの地域に住む人々が施設を通じてつながりの輪を広げることができるように、
さまざまな機能が備わっているんです。
この地域以外の人でも、1階にあるカフェラウンジを利用することが可能。
ステキな施設を見学することもできるので、ぜひ足を運んでみて!
建物自体がおしゃれなので、行くだけでちょっとテンションが上がりますよ♪
設計を担当したのは、日本を代表する建築家・妹島和世さん。
設計を行ったのは、妹島和世建築設計事務所(江東区)。
設計を担当した妹島さんは「小平は祖母が住んでいたという縁もあり、
ぜひ設計したいと思った」とのこと。
そして、公募型のプロポーザルから見事選ばれたんです☆
妹島さんは、2010年、建築界ではとても名誉のある「プリツカー賞」を受賞し、
フランスのルーブル・ランス(ルーブル美術館分館)も手掛ける日本を代表する建築家。
設計コンセプトは「建物と緑と人々の活動が混ざり合う公園のような施設」とし、
以下で紹介する各階のスペースに反映されています。
1日中過ごせるなかまちテラスの施設内
施設は、地下1階から地上は3階建て。Wi-Fi環境も整備されているので、
調べものに利用することもできます!
(1)地下1階
地下1階には、防音のホール、和室、学習室、閉架書庫、子どもたちに読み聞かせを
するおはなし室兼保育室があり、地上から光が差し込むデザインになっています。
▲和室や学習室、ホールなど、充実の設備!
(2)1階
外から光が射し込む明るいエントランスの他、カフェラウンジや学習室が2つあります。
ここは『人と情報の出会いの場』というコンセプトのもと、
学習室には、キッチンや電気窯で陶芸ができる機能が備わっています。
(3)2階
2階は図書館の幼児コーナーと児童コーナー、
そして中高生や大学生も楽しめるティーンズコーナーがあります。
それぞれの年齢層に応じてコーナーが分かれており、授乳室もあることから
小さい子どもから大学生ぐらいまで楽しく過ごせる環境が整っていますよ♪
さらに、公民館活動で利用される講座室もこのフロアに併設されています。
▲ここも窓が大きくてとっても明るい空間。楽しく本が読めそう♪
(4)3階
3階は一般の方向けの大きな読書ラウンジがあります。
ソファ席に加え、テラス席もあるので、天気が良い日は外で読書を楽しむことができるんですよ!
▲ここでなら読書が進みそう♪テラスでリフレッシュもできます。
今日はゆったり過ごしたい。そんな日は「なかまちテラス」へ
特に若い人はなかなか公民館や図書館といった公共施設に行く機会は少ないですよね。
今回紹介した「なかまちテラス」は、カフェも併設されていて建物もとってもオシャレ。
これは使わない手はないですよ!
ゆっくり過ごしたい日に足を運んでみることをおすすめします☆
スポット情報
この記事を書いた人
こだいら観光まちづくり協会さん