地元「こだいら」の名所を訪ね歩くことで、「訪れたいまち、住みたいまち。プチ田舎＝小平」を実体験していただくプレミアムコースのご紹介です。

「なかまちテラス」。仲町公民館が新しくなりました。建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した妹島和世（せじまかずよ）さんが手掛けた公民館・図書館で、館全体が千鳥状に切れ目が入ったメッシュ状の金属板で覆われいて、外からは見えづらい構造になっていますが、軽量で強度があり、換気・採光・見通しがよく、中から見ると外が非常によく見渡せて、陽も明るく差します。

１階にはカフェラウンジや、電機窯併設の陶芸室、調理室などがそれぞれ“離れ”として独立してあり、「デジタルサイネージ」のブースでは、カラフルなキューブに小平の映像が流れる仕組みになっています。

随時新しい情報が更新されるというので、行くたびに違った楽しみ方ができるのも行きたくなる仕掛けです。地下に下りると水屋も付いたお茶室や、畳張りの子どもの「お話し室」、グランドピアノがある舞台ホールなどもあります。地下でも多くの部屋が採光を考え作られており、閉鎖的な雰囲気がないのも良いところです。

ちなみに先日発表された西武鉄道の新特急電車も妹島（ぜじま）さんのデザインが採用されました。「車両の姿を見るだけででも楽しくなるような」特急で、2018年度に導入予定だそうです。

目の前に青梅街道を挟んで老舗狭山茶問屋の「鈴木園」さんがあり、プレミアムなコダイラブランドの商品の数々が手に入ります。

敷地内には大切に丸ポストが保存されています。また、裏手には旧役場跡に用水路が流れる公園が整備されましたのでこちらにもぜひ足をお運びください！