【ルネこだいら】ムサビの学生による木彫滞在制作リポート 観光

2017年8月16日(水)~21日(月)

「ルネこだいら」で木彫滞在制作&ワークショップが行われました。

 

小平市文化振興財団(ルネこだいらの指定管理)、

小平市平櫛田中彫刻美術館&武蔵野美術大学、

3者の初のコラボレーション企画ということもあり、さっそく

8月17日、展示室で制作中の学生に話を聞いてきました!

 

 

会場について驚いたのは、クスノキの非常に芳しい香りが立ち込めていたこと。

 

確かに”五感で楽しむ企画”です。

 

取材した日に制作していたのは、3名。

まずは

 

完成している犬の作品を傍らに、

粗削りをしているのは吉村清花さん。

 

 

吉村さんは、基本的には色を塗らず、木彫を生かす作風。

上の写真は色付けしているが、普段は着色はしないのだそう。

「色を塗るとどうしても置物ぽくなってしまうので、

木が持っている生命力を大切にしたい」といいます。

 

 

「気をはらず、自分にあった作品作りを心掛けています」

滞在制作では、美術をしていない人の感想を聞けたので

新鮮だったと笑顔で答えてくれました☆

 

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中国から留学している趙訏偲さんは、帰国して大学講師になるのが夢。

 

 

中国では水墨画を描いていた影響もあり、

山にかかる雲を制作中。

水墨画の世界が立体になって表れるのでしょうか。

彫刻は「存在が強い」ので好きだといいます。

 

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木村桃子さんは女性を制作中。

女性は、時に母であり、娘であり、妻であり、いろいろな人格を持つ存在。

それをキツネの仮面に託して制作しています。

 

 

木村さんのモチーフは、髪の毛や爪。

髪は先に行くほど自分から離れ、物質ぽくなっていき、

自分から離れた瞬間にゴミになってしまう――そんな存在に心惹かれるといいます。

 

今回の作品も髪の毛がモチーフとなり、長く伸びた髪がまた女性像に組み込まれて

たてがみのようになっています。

 

 

木村さんの祖父は銘木店を営んでいて、

女性が引き継ぐことのできない、木の仕事に興味があったといいます。

なぜ、女性は引き継げないのか?

そんな葛藤もあり、行きついたのが木彫だったとか。

 

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三者三様の想いがあって、素敵な企画でした。

現在、「でんちゅうストラット」として、

彼女・彼らが作った作品が小平市平櫛田中彫刻美術館に飾られています。

ぜひ、見に行ってみください☆

 

「でんちゅうストラット」の詳しい情報は↓

【平櫛田中彫刻美術館展覧会】でんちゅうストラット

小平市平櫛田中彫刻美術館の詳しい情報は↓

100歳を越えても創作活動を続けた偉大な彫刻家にパワーをもらおう!

 

 

スポット情報

スポット名 小平市民文化会館(ルネこだいら)
所在地
営業時間 9:00〜22:00
休業日 毎月第4月曜日及び翌火曜日
TEL 042-345-5111
Webサイト http://www.runekodaira.jp/

この記事を書いた人

こだいら観光まちづくり協会さん