本格派日本料理人が営む和みカフェ!小平ブランド認定の「和スイーツ」を堪能しちゃおう☆ スイーツカフェ和
「なんだか気になる」「行ってみたい」と、
小平市民からちょっとした注目を集めるお店があるという情報を聞き、
「これはぜひ行かなければ!」と、ウワサのお店を訪ねてきました♪
小平駅北口から徒歩約5分。
東京街道沿いのコンビニエンスストアの隣に、かわいい鈴のイラストのれんがかかる
和風のカフェを発見。
このお店こそが「甘味cafe こすず」です。
茶色ののれん。木枠の引き戸。あずき色の窓の日よけ。
和の彩りにあふれた外観に引き寄せられるように、期待感たっぷりに店内へと入りました☆
外観のイメージどおり、店内も和のテイストにあふれた和みの空間が広がっています☆
お店のご主人は鈴木武仁(たけひと)さん。
実はご主人、なんと日本料理人なんだそうです!
「以前は『日本料理 寿司 うなぎ 和彩 さかり』というお店を経営していてたんです。
送迎バスで法事などの団体さんも受け入れるなど、大規模なお店だったんですよ」と鈴木さん。
でも、どうして懐石やフグも扱う本格派の日本料理人が、甘味カフェをオープンしたのか、
ちょっと気になるところ。
「昔の店は父から引き継いだんですが、小平市から表彰されるなど、
自分の代で大きく成長できたので、今度は妻と二人でできるお店をやろうと。
50年の歴史ある店を終わらせる葛藤はあったけれど、
次の人生として甘味カフェの夢を妻と一緒にやろうって、決断したんです」(鈴木さん)。
日本料理とはまったく異なるジャンルの「甘味」の道を、奥さんの紀子さんと選んだ鈴木さん。
「確かにジャンルは異なるけれど、日本料理でアプローチできる部分も多く、
そこは当店の個性かも」という鈴木さんが手がける品々は、
どれも「こすず」らしさがちりばめられた、“日本料理人の甘味”でした♪
まずは、こすずを代表する「こすず豆かん」。
豆が大好きな鈴木さんがこだわった「みつまめ」です。
「黒豆、金時豆、白花豆、あずきと4種類の豆を一日置きにそれぞれ長時間炊き分けるので、
かなり手がかかるんですが、豆好きの僕が理想とするみつまめができたと思っています」
(鈴木さん)。
『紅茶豆かん』600円(税別)は、小平産の紅茶の香りと甘みを閉じ込めた寒天も入っていて、
自家製の紅茶シロップをかけ、薄味で炊き上げた4種の豆の食感とともに楽しめる甘味です。
サクランボ、ミカン、季節の草花と器(うつわ)の彩りもステキで、美しいの一言です!
地産地消まで意識され、これぞ“日本料理人の甘味”と呼ぶにふさわしい「こすず豆かん」は、
「2016年 今年の小平ブランド」にも認定!これはぜひ食べておきたい逸品です☆
「友だちにもおすすめしたいといった声も多く、持ち帰りも用意しています。
妻と一緒に考えて、包装から焼印まで、ぜんぶ手作りなんですよ」と鈴木さん。
見せていただい持ち帰り品も「こすず」らしい和のテイスト!
これ、いただいたらうれしいと思います♪
▲大人気の「こすずのロールケーキ」小麦アレルギーのお子様もOK!
(ハーフサイズ 600円(税抜)、2本セット1100円(税抜))
「こすず豆かん」と並び、当店人気の甘味が「2種の米粉ロールケーキ」です。
米粉100%(グルテンフリー)のロールケーキなので、
健康志向の方や子どもにも好評なんだそうです。
「日本料理でもニンジンのカステラなどの甘味がありますが、
僕は日本料理人なので当初はだて巻や卵焼きみたいになってしまって。
試行錯誤を重ねた末に、米粉に行き着きました」(鈴木さん)。
それぞれの素材に合わせ、追いかけるように味付けしていく日本料理。
それに対し、あらかじめ微細な分量や配合を決めて作るスイーツ。
異なるスタイルでありながら「料理人」の経験値で、極限の配合を追及したロールケーキは、
米粉とは思えないほどのふわふわ食感です♪
「この器はロールケーキ用だ!」と鈴木さんが見た瞬間にひらめいたという
朱色の器に盛り付けられたロールケーキは、季節に合わせた盛り付けになっています。
運ばれてきたお皿を見て、「わあキレイ!」という歓声を上げる女性も多いそう。
「そうした声が厨房にまで聞こえてくると、やっぱりうれしいですよね」と、
鈴木さんは喜びを語ってくれました。
豆かんやロールケーキなどの甘味類をお店で頼むと、
塩昆布と梅干が付くのもうれしいかぎり。
もちろん、ロールケーキも持ち帰りできます☆
▲「大海老天丼」(1,000円)や、「こすず花夢御膳」
(1人前2,500円。2日前程度に要予約。2名様から)などの和食料理も評判です♪(価格はいずれも税抜)
「こすず」では、特大のエビ・白身・野菜の入った「大海老天丼」から、
超豪華なお弁当「こすず花夢御膳」まで、本格的な日本料理も味わえます!
「名物だった大海老天丼も続けているので、昔のお店のお客さんも思い出していただければ」と
鈴木さん。
甘味カフェになっても、日本料理のお食事メニューの上質さは、
まったく変わっていないようです♪
お店には座敷もありました。
「1階は30席ほどで、2階と3階はあわせて80~90席ほどの座敷があるので、
法事や歓送迎会など、大規模な宴会にも利用いただいています」(鈴木さん)。
お店は子育てを応援する「小平はぐくみプロジェクト」にも加盟しているそうで、
2階の靴を脱ぐ部屋は、子連れのママさんに喜ばれています。
盛り付け・色彩・美しい器だけでなく、外観・店内・お土産の包装にいたるまで、
すべての個性が統一されている「こすず」。
それは日本料理人ならではのご主人と、奥さんの感覚の集大成でしょう☆
「妻と店をやるようになって二人の会話がさらに増え、お客さんとの距離もぐっと近づいて、
幸せを感じてます」と人懐っこい笑顔で語る鈴木さん。
その横で、奥さんもうなずきながら微笑んでいらっしゃいました♪
みなさんもぜひ、「こすず」に和みに行ってくださいね☆
スポット情報
スポット名 | 甘味cafe こすず |
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所在地 | 東京都小平市美園町3-31-28 |
営業時間 | ・【月火木】11:00~18:00 ・【金土日】11:00〜21:00 |
休業日 | 水曜日/第2・第4木曜日 |
TEL | 042-341-0034 |
Webサイト | https://www.cafe-kosuzu.com/ |
この記事を書いた人
こだいら観光まちづくり協会さん
コメント
一覧を見る米粉のロールケーキ食べてみたい。盛りつけもステキ☆
こだいら観光まちづくり 協会さん
以前のお店が閉まると聞いたときには、本当に残念でしたが、こんな素敵なお店になって戻ってきてくれました!食事だけでなく、スイーツもおいしそうですね!