こだいらフォトコンテスト結果発表

厳正なる審査の結果、下記の作品が受賞いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

金賞

撮影者 @akko00o
作品名 ブルーベリー摘み
撮影場所 島村ブルーベリー園
撮影日 2020. 8. 11
審査員講評 夏らしい緑のグラデーション、女の子に当たる光、ブルーベリーを摘んでいる所作と様子の切り取り方、それをまとめる立役者であり、透明感を演出する手前のぼかし。すべてにおいて素敵です。撮影者とモデルの女の子の呼吸もぴったり(親子かな?)。撮り手とモデル、その両者で作り上げた素晴らしい作品だと思います。

銀賞

撮影者 @shasin.haiku
作品名 日曜の午後
撮影場所 小平市中央公園
撮影日 2020.10.18
審査員講評 アーチ越しに撮ることで、フレームにおさめられた絵画のよう。とてもセンスを感じる写真です。また、背景となる公園の樹々の配置もしっかりとシンメトリーなところもポイントですね。しっかりとした構図だからこそ、そこに小さく写っている人々の動きが際立っています。静と動のメリハリがとても印象的で、写真の隅々をじっくりと見てみたいと思わす写真です。

撮影者 @moskoh63
作品名 おてがみとどけてね
撮影場所 小平ふるさと村
撮影日 2020. 9. 6
審査員講評 夏の日を舞台にした、小さな物語の情景を思い起こさせる素敵な写真です。ポストの投函口を覗き込むように見ている少女。少し身長が足りていないところもグッときます。奥にある家屋の濃い影、手前のポストと少女のキラキラした光。そのコントラストも夏らしさを演出しています。この写真を見ていると、ポスト自体が、どこか不思議で特別なもののように感じます。

撮影者 @73.favorites
作品名 レンゲショウマ
撮影場所 東京都薬用植物園
撮影日 2020. 8. 16
審査員講評 お辞儀をするように咲くレンゲショウマ。夏の色鮮やかな花のイメージとは違い、素朴で儚さも感じるこの花を大胆な構図で撮る潔さがとても好きです。写真はとても多面的で、捉え方や目的によって撮り方も見方も変わります。私もそうですが、この写真を見てレンゲショウマを知った人も多いと思います。このことこそが、この写真の一番の魅力だと思います。

銅賞

撮影者 @catherin0120
作品名 うさぎはし
撮影場所 小平中央公園うさぎはし
撮影日 2020. 8.31
審査員講評 うさぎはしに立つ子供の前には土木遺産の玉川上水。その先には黄色い車体が特徴的な西武線。1枚の写真の中に、小平の魅力をおさめたところが面白いと思います。小平の人には馴染み深いこの景色は、何世代にも渡って見てきたのだろうと思うと、子供の目線こそがこの写真の肝ですね。

撮影者 @huilan27
作品名 東京ガスミュージアム
撮影場所 がす資料館
撮影日 2020.7.12
審査員講評 色の鮮やかさがとても目を引く写真ですね。青空と清々しい雲模様、鮮やかな芝の緑。これらがレンガ作り資料館をより一層引き立てています。どちらかの建屋だけでなく、2棟をしっかり写しているのがいいなと思います。肉眼で見ている以上に広がりのある景色が撮れる、超広角レンズならではの遠近感が見ていて気持ちいい写真です。

撮影者 @maziso87
作品名 マルポストオブジェ
撮影場所 小平市中島町
撮影日 2020. 10.14
審査員講評 小平を象徴する街のアイコン「丸いポスト」。どこか懐かしく温かみを感じますし、とても絵になりますね。犬の散歩の時に撮られた写真というところに親近感を持ちます。小平に住む方々にとって、丸いポストは身近なものなのかがよくわかる写真です。逆光の光が優しい雰囲気になっていいと思いました。

撮影者 @kitatamakeizai
作品名 盛夏の小平さんぽ
撮影場所 玉川上水緑道
撮影日 2020. 8. 5
審査員講評 濃い樹々の緑、その合間から注ぐ太陽の強い光の感じが、真夏の暑さと緑道の爽やかさを表現しているように思います。また、強い光の下でランニングをしている人も夏感を増幅しているように感じます。とても暑そうだな。と思うと同時に、小平に住む方々にとって、この緑道は真夏のオアシスなんだろうなと思わせる一枚です。

撮影者 @nenenenonen
作品名 こもれびのむこうへ
撮影場所 玉川上水緑道
撮影日 2020. 8. 6
審査員講評 構図がとてもいい写真ですね。緑と対照的な女の子の服の色がポイントになって素敵です。この写真の場合、緑道の先の方までちゃんと写していることで、前向きな印象の写真になっています。もしかしたら、インスタグラムに投稿する写真ということで、顔出しを避けられたのかな?と思いますが、もし、この写真の女の子が振り向いたところを写していれば、最高の一枚になったと思います(もしかしたら撮っているかもしれませんね!その場合、ぜひプリントして飾って欲しいと思います)。

撮影者 @photoito188
作品名 梅雨の合間の竹林
撮影場所 たけのこ公園
撮影日 2020.7.19
審査員講評 竹林の緑が素敵な写真ですね。そして、公園内を走っている子供が写っていることで、ここが公園であることが分かります。「たけのこ公園」の写真なんだなと。綺麗な竹林の写真も素敵ですが、それではどこかの景勝地の写真と変わりません。今回のフォトコンテストの意味を考えると、小平の日常が垣間見られるこの瞬間がとても魅力的に感じます。

撮影者 @tetsuo.hiraiwa57
作品名 小平浴場
撮影場所 小平市津田町
撮影日 2020. 7. 30
審査員講評 銭湯のシンボル「煙突」の全景をちゃんと写しつつもバランスの取れた構図の安定感は流石です。その中で、街灯の垂れ幕の「赤」を効かせているところが上手いと思います。写真の中にある「赤」は、視点誘導の始点になり、写真自体のポイントになります。きっと、日頃から写真を撮っていらっしゃる方で、そのことをよく分かっていらっしゃる方なんだろうと思いました。スナップ写真の鉄則ですね。

撮影者 @makoto_iwamoto
作品名 夕陽と農園
撮影場所 吉野農園
撮影日 2020. 10. 24
審査員講評 陽の光で輝いているビニールハウス。ビニールハウス自体が光源であるかのように光り輝いています。光の使い方、逆光の扱い方もとても上手くいっていると思います。とても素敵な写真です。何より、この写真を撮ろうと思った時の感覚をこれからも大切にして欲しいと思います。

撮影者 @huotoyicha
作品名 小平のなつぞら
撮影場所 上水本町一丁目の農園付近
撮影日 2020.8. 12
審査員講評 夏らしい雲、小平の広い空がとても気持ちがいい写真ですね。そして、この写真の良いところは、広い空をいかした絶妙の構図で、夏空を背景に「うさぎ」のようにも見える「木」がとても映えます。とても魅力的な写真です。

撮影者 @liyuanjingsan
作品名 一橋学園「七夕祭り」
撮影場所 一橋学園
撮影日 2020.7.6
審査員講評 今回の受賞作品の中でも、写真の持つメッセージ性を実感させられた一枚です。人のいない雨の日、七夕飾り、シャッターが閉まった商店街。恐らく、この写真を見た多くの人は、いつもと違った今年のことを考えるでしょう。そんな世相、時代が反映されていると感じました。もしかしたら、何気なく撮った一枚なのかもしれません。しかし、この写真には力があります。T路地に立つピンクの傘をさした女の子。彼女の目線の先に明るい未来がありますように。そう思わせる写真です。

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