カフェ・ギャラリーたまゆら さんで「20世紀半ばヨーロッパの児童絵画展」
が行われます！

今回の展示は、元東京学芸大学教授の倉田三郎氏のコレクションです。

倉田三郎氏は戦後まもなく東京学芸大学の教授として、美術教育の再出発の期にあたり、教科書及び指導要領作りなどにご尽力なさりました。氏は日本の美術教育の振興だけでなく、 世界にも目を広げ『美術教育国際会議』 の会長に就任し、各国を歴訪。その折々に資料として託された作品を日本に紹介されました。
ご覧ください。なんと豊かな表現で、村の生活や街の暮らしが生き生きと描かれていることでしょう。水辺の小屋にも、人を感じさせるリアリティーがあります。同時代の日本の児童画と言えば、クレヨンやクレパスなどの画材のせいだけでなく、戦前の自由画運動が残した遺産のうちの形骸化した「写生主義」を感じさせるものが多く、このように明るく伸びやかな西欧の児童画の登場が、戦後日本の美術教育に刺激を与えることとなりました。この度、皆様にご覧頂くコレクションは、「今日の美術教育」を考える上での貴重な資料と言えるでしょう。

『20世紀半ばヨーロッパの児童絵画展』
日程：7月17日(火)～8月4日(土)
時間：11:00〜17:00
場所：カフェ・ギャラリーたまゆら
住所：〒187-0032 東京都小平市小川町1-500-50
会場電話番号：090-2936-3422
お問い合わせ先 ：
カフェ・ギャラリーたまゆら
090-2936-3422(佐古)
Mail：rosy.rose.info@gmail.com
HP：https://www.tamayura-cafe.com
Poster design：鈴木 光太郎