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【2017年11月4日 東京都薬用植物園】落語に見る食の風景 その2

落語に見る食の風景 その2

東京都薬用植物園研修室(東大和駅から徒歩2分)で

前回と同じ一升亭呑介さん(落語研究家)を講師に迎え、

「落語に見る食の風景 その1」に続く第2弾が開催されます!

 

東京都薬用植物園研修室で行われた 「落語に見る食の風景その1」の様子

 

場所:東京都薬用植物園 研修室

定員:80 名様(要予約) 参加費:無料

講師:一升亭 呑介さん(落語研究家)

お申し込み:ふれあいガーデン草星舎事務局

電話:080-5903-0828

 

詳しくは↓
落語に見る食の風景その2

前回は、こんなお話でした!

江戸時代、江戸(現在の東京都)の町の人口は100万人をこえ、世界一の大都市でした。

そのうち武士は50万人くらい、町人は50万人以上をしめ鳶や左官、大工などの職人や、

棒手振り商人がすむ裏長屋の住人、それが江戸っ子でした。

町人は外食に頼り、そば、寿司、てんぷらは三大ファストフードでした。

江戸っ子は見栄坊で意地っ張りですが、裏がなく義理人情に厚く、

初鰹やウナギなどの初ものを好んだそうです。江戸時代は原則として獣肉は食べませんでしたので、

魚や野菜が主体の食生活。また醤油が食文化を醸成し、味噌は健康に欠かせない食品となり、

日本は昔から世界に類のない発酵食品の王国だったそうです。

一升亭呑介さんは「目黒のさんま」「時そば」「酢豆腐」などなどの噺をしてくださいましたが、

「目黒のさんま」の噺にあるように美味しいものは実は庶民が食べていることは確かなようです。

古典落語では、江戸や明治の世相がよく表されています。とくに大工や左官などの職人、

長屋の家主と店子、商家の主人と使用人など、庶民の暮らしぶりを描いたものが多く、

貧乏であっても心が豊かだったと感じることがあります。

スーパーやコンビニに行けば何でも揃っている今日の方が、

心さびしいことが多いのではないかと思うこともありますと話されていました。

八つぁん、熊さん、ご隠居さんたちの会話の中に、

ほのぼのとした情を感じられる落語の世界をこよなく愛している一升亭呑介さんでした。

 

 

 

スポット情報

日程 11月4日 (土)
時間 10:00〜12:00
場所 東京都薬用植物園
郵便番号 187-0033 
住所 東京都小平市中島町21-1
会場電話番号 042−341−0344
会場WEBサイト http://www.tokyo-eiken.go.jp/lb_iyaku/plant/
お問い合わせ先 ふれあいガーデン草星舎(東京都薬用植物園内)
080-5903-0828
http://www.fureai-garden.net/