第17回　月夜の幻燈会『猫の事務所』　開催

今回17回目を迎えた月夜の幻燈会。17回目の題材は宮沢賢治の『猫の事務所』です。

宮沢賢治の作品は不思議系ばかりでなく、社会の問題や人の生き方を童話という形で取り上げたものもたくさんあります。
『猫の事務所』もそのひとつ。

タイトルだけ聞くと、猫が何かの事務所を開いているかわいらしい雰囲気なのかなと、思うかもしれません。
  ですがこの話、「かま猫」という猫がいじめられる、哀しいお話なのです。
人間の「宿命」や「性（さが）」はどうしようもないと、突きつけられる作品です。

夜の林に出かけて、普段とは違う物語の世界に飛び込んでみませんか？
雨天の場合は、15日（日）に順延。
※15日も雨天の場合は同日19:15〜19:55（開場19:00）に小川公民館ホールにて開催。
　延期については、当日正午までに決定、ブログ、Twitter等で発表。

幻燈会会場のどんぐり林は、西武国分寺線「鷹の台」駅に隣接する小平中央公園の林です。

◆ブルーシートと椅子席を準備します。それ以外は立ち見 となりますので、ご了承ください。
シートや椅子をご持参下さっても結構です。
◆前の人が光を発すると、うしろの人が見えにくくなるため、客席での撮影はご遠慮ください。
◆防寒や虫の対策、行き帰りの灯りの準備をお願いします。
◆お車でのご来場はご遠慮ください。
◆客席には開場時間（午後6時）まで入れません。

作：宮澤賢治　画：小林敏也　朗読：鍵本景子　笛：植松葉子　パーカッション：入野智江