武蔵野美術大学（ムサビ）彫刻学科で木彫を学ぶ学生6名が、

ルネこだいら展示室にて1週間かけて作り上げた彫刻作品を

平櫛田中彫刻美術館の記念館にて展示します。

滞在制作で彫られた学生の作品の一部は、触れてみることもできます☆

学生たちの”先生”、武蔵野美術大学の特任教授・三沢厚彦先生の作品も展示されます。

三沢先生は日本を代表する彫刻家に与えられる「平櫛田中賞」を受賞した、現代彫刻を代表する木彫家♫

先生の作品は、等身大の動物モチーフを制作する「アニマルズ」シリーズなど、

クスノキを材料にノミ跡を残した力強い表現の木彫の表面に油絵具で彩色する手法が特徴。

三沢先生の愛らしい作品を間近に見られるチャンスです。

さらに

ゲスト作家として、棚田康司氏の作品も。

東京藝術大学大学院を修了し、タカシマヤ美術賞を受賞した

棚田先生の現代彫刻を鑑賞できます！

9月9日13時より

「今に生きる平櫛田中ー現代にどのように影響を与えたか」と称して

ギャラリートークが開催されます。

企画を担当した小平市地域振興部文化スポーツ課の学芸員・篠崎未来さんは、

「未来の平櫛田中賞を担う新しい作家たちが、脈々と続く木彫の歴史の中

でどのような彫刻の世界をつくり出していくのか、楽しんで観賞してほしい」と言います。

今回の作品展は三沢厚彦先生が、彫刻の大家・平櫛田中氏を支柱（ストラット）とし、

学生たちに胸を張って（ストラットの別の意味）道を歩んでほしいという意味が込めて、

「でんちゅうストラット」と命名してくださったそうです。

みんなの思いがいっぱい詰まった素敵な展覧会になりそうですね！

詳しくはパフレットを確認↓

でんちゅうストラット

また、ルネこだいらで行われた滞在制作の様子は↓

【ルネこだいら】ムサビの学生による木彫滞在制作リポート

小平市平櫛田中彫刻記念館は↓

100歳を越えても創作活動を続けた偉大な彫刻家にパワーをもらおう！