小平市ってこんなところ
ジャムやケーキなどスイーツではおなじみのブルーベリー。そのブルーベリーが日本で初めて農産物として栽培された地は、小平市です。
日本で「ブルーベリーの父」とよばれている元東京農工大学教授 岩垣駛夫(いわがきはやお)博士が日本の気候に合うブルーベリーをアメリカから取り寄せ、栽培をスタートさせたのが始まりと言われています。
「ブルーベリー栽培発祥の地」小平では、いまでもブルーベリーを栽培する農家があり、摘み取り体験もできます。
ほかにも梨、ブドウなど、いろんなフルーツが作られています。
小平の街を歩いていると、直売所が数多くあることに気づきます。自分の畑で採れたものをどうぞと、料金箱と共に置いてある農家も数多くあります。朝どりの新鮮な野菜や季節の果物、お花など、売っているものもさまざまです。
いつ何が売っているかは、行ってみてのお楽しみ。いろんなところを歩いてみて、出会った直売所で旬のものを見つけるのも楽しいです。
小平グリーンロードは、「狭山・境緑道」、「玉川上水」、「野火止用水」、「小金井公園」を結ぶ小平市を一周する緑道です。その全長は、なんと21km!坂のない散歩道なので、多くの人々が親しんでいます。周りを緑に囲まれて歩いていると、東京にいることを忘れてしまいそうな風景です。一周ぐるっと周れば、小平市のことをきっと好きになるはず!
小平市は、7つの大学をはじめ専門学校などがあり、多くの若者が集まる学園都市になっています。そのために、小平市の人口構成を見ると、特に20〜24歳の年齢層が多くなっていることが特徴です。学生時代に小平市で過ごした人が東京に戻ってきた時に、再度小平に住むことも多いとも言われています。
小平市内には、昔懐かしい丸型ポストがたくさんあります。都内の自治体の中で1位(37本)の保有数です(そのうち使えるのは32本)。今は四角いポストが主流になっているため、街角の片隅でぽつんと立っている丸ポストはノスタルジックでかわいらしく見えます。なかには、小学校の校舎内にあるものも。市内に残る丸ポストをぜひ探してみてください。
小平市には7つの駅があり、中央線経由や西武新宿線であっという間に自然豊かな小平エリアにアクセスできます。土の歩道が続く玉川上水や野火止用水だけでなく、市内には多摩川の水が流れる用水路が残っており、アブラハヤやカワムツが泳ぐ姿をのぞいたり、土手に咲くキンランやカタクリを観賞したり、とっておきの散策が楽しめます。