週に1度だけオープンする「玉川上水のぷりん屋」で幻の絶品プリンをゲットせよ! スイーツ買うとっておき

玉川上水駅の南口を出て、川のせせらぎを聞きながら気持ちのいい緑道を歩くこと数分。

「ぷりんあります」と書かれた小さな看板が目に入ったら、誰もが足を止めてしまうことでしょう。

 

 

「営業中」とありますが、どこからどう見ても普通のお宅。

緑道に沿った裏口から恐る恐る入ってみると、カフェのようなテーブルとパラソルが……。

一体このかわいらしい空間はなんなのでしょう?!

 

ここは「玉川上水のぷりん屋」という、週に1度だけオープンするプリン専門店♪

オーナーの佐藤ひろ子さんの自宅の玄関スペースが店舗になっており、

持ち帰りのほか、店先のカフェスペースで食べることもできます。

 

毎週土曜の朝10時から売り切れるまでが営業時間。

午前中に売り切れてしまう日もあれば、夕方近くまで販売している日もあるとのこと。

幻の絶品プリンとして噂が噂を呼び、朝から訪れる人が後を絶たない店なんです。

 

取材に訪れたこの日も、「プリンありますか?」とお客さんが続々とやって来ては、

「まだありますよ」との答えに、「ああ、よかった~!」と喜びの声を上げていました。

 

▲ほんとうに普通の家の玄関が店舗になっています。

 

佐藤さんは、1999年から「お菓子工房madeleineマドレーヌ」というブランドを立ち上げ、

通信販売や卸しの専門店、洋菓子教室などを手がけてきたスペシャリスト。

 

実際の店舗を持つことは考えていなかったものの、

時代の変化とともに通信販売や卸しが一般的になってくるにつれ、

今度は逆に「対面販売」をしてみたくなったといいます。

 

「ちょっと変わったお店がやりたかった」と佐藤さん。

日々の業務が忙しくなっても続けられる商品やスタイルを考え抜いて、

2012年に「玉川上水のぷりん屋」をオープンしたのでした。

 

▲これが噂のプリン!その場で食べる方にはお茶のサービス付き。

 

そして肝心のプリンはというと、こっくりとした味わいと、なめらかな舌ざわりで、

小ぶりながらも存在感満点。

 

ぜいたくなバニラとカラメルの香りが口の中いっぱいに広がります。

カップに入って売られていますが、ひっくり返して皿の上にあけるとカラメルとよくからみ、

また違った味わいになるんですって。

 

また、焼きプリンなので賞味期限も5日と長め。

なんと日を追うごとに味が変わるので、わざと数日「寝かせて」から

食べるお客さんも多いのだとか。

すぐに食べてしまいたい気持ちをぐっとおさえて、自分好みのタイミングを見つけてみては?

 

▲こっくりとして、なめらか。バニラの豊かな香りが広がります。

 

すべて佐藤さんひとりの手によって作られるプリンには、おいしさの秘密がいっぱい。

 

香川県の養鶏場から取り寄せたもみじ卵、生クリーム、低温殺菌牛乳を使うことで、

深いコクとやわらかさが生まれるとのこと。

バニラビーンズから香りを抽出する方法にも独自の工夫があり、

あのリッチな香りを出すことができるんだそうです。

 

▲プリン以外に、スコーン2種と米飴のグラノーラを定番品として販売。

 

カフェスペースで食べる方には、サービスのお茶つき。

ケルト・ミュージックが流れ、なんともゆったり、ほっこりとした時間が流れていきます。

 

「お母さんに手を引かれて、緑の中を抜けていったらおうちがあって、

そこで食べたプリンがおいしかった!というように、

小さな子どもの記憶に残るお店になったらいいな」と佐藤さん。

 

この空間も、プリンの味も、きっと忘れられないものになることでしょう☆

 

オーナーの佐藤ひろ子さん。

 

スポット情報

スポット名 玉川上水のぷりん屋
所在地 東京都小平市中島町1-37
営業時間 毎週土曜のみ営業/10:00~売り切れるまで
休業日 日〜金(土曜のみ営業)
TEL 042-207-9811
Webサイト http://madeleine.sweet.coocan.jp/jpudding.htm

この記事を書いた人

こだいら観光まちづくり協会さん

コメント

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AOIGPさん

幻、と言われると余計に食べたくなるなぁ〜
玉川上水の散策をしながら、行ってみたい♪